「暗号化について」

 

WEPとは、無線LAN通信を暗号化するための暗号化規格です。
無線は、電波を使用して通信するため、電波の届く範囲であれば、誰でも通信内容を傍受することができ、重要なデータを盗まれる可能性があります。そこで、通信を暗号化し、第三者にはその内容を知られなくするために使用します。アクセスポイントとクライアントに、あらかじめ暗号化キーを設定しておくことにより暗号・複合処理ができますが、WEPに脆弱性が発見され、暗号化キーを解読されてしまう可能性があります。

 

IEEE802.11gの無線LANにはWEP以外にTKIPAESという暗号化があります。

TKIPとは、WEPに脆弱性が発見されたため開発された、WEPの後継の規格です。基本的な暗号化技術はWEPと同じ物を使用しますが、WEPの最大の弱点であった「WEPキーが固定」という問題を解決し、動的WEPを実現させた規格です。しかし、互換性を求めたために、暗号・復号の処理をソフトウェアーで処理するために、処理速度が遅くなり、通信速度に影響を及ぼします。主に、小規模無線LANに期待されている暗号化の仕組みです。

AESも暗号化の規格です。WEPTIKPと違い暗号化技術自体が違います。現時点では最も安全な暗号化の方式です。暗号・復号の処理をハードウェアでおこなうために処理速度が速く、通信速度に影響がでないと言うメリットがありますが、AESに対応していない機器を利用している場合は、買い換えなければ利用できません。主に企業などの大規模無線LANに期待されている暗号化の仕組みです。

 

注:Air Station WHR2-A54G54」でWPAの暗号TKIP/AESを利用する場合はOSの制限としてWindows XPであることと、Windows XPService Pack1または1a(以下SP1)Wireless Protected Access(WPA)サポート修正プログラムをインストールする必要があります。また、接続する際「クライアントマネージャ」は利用できないので、Windows XP標準のワイアレスネットワーク機能を利用してください。そして、クライアントの台数制限として12台以下としてください。13台以上同時に接続するとすべてのパソコンがアクセスできなくなります。